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2026年7月7日|勉強法コラム

英単語が覚えられない人へ——高速周回式・単語暗記の手順

「英単語が覚えられません」。生徒からの相談で一番多いのがこれです。そして話を聞くと、ほぼ全員が同じやり方をしています——1つの単語を10回ずつノートに書く

真面目な方法に見えますが、実はこれが一番の遠回りです。資格試験や難関受験など暗記量の多い世界では、「書いて覚える」を主軸にしている人はほとんどいません。物理的に間に合わないからです。この記事では、大量の暗記に追われる人たちが実際にやっている覚え方を、英単語用に落とし込んで紹介します。

原則:1語に時間をかけない。その代わり何度も会う

単語暗記の成否を分けるのは「1回の丁寧さ」ではなく「出会う回数」です。1語を10回書くより、10語に10回ずつ目を通す方が覚えられます。人間の脳は「繰り返し出会う情報=重要な情報」と判断して長期記憶に回す仕組みだからです。

だから手順はこうなります:薄く、速く、何周も

高速周回式・単語暗記の4ステップ

ステップ1:1周目は「仕分け」だけ(1語2秒)

今日やる範囲(例:50語)を決めて、単語を見て意味を思い浮かべる→すぐ答えを見る。知っていた単語に✓をつける。覚えようとしなくていいのがポイントです。ここでは「知らない単語がどれか」を炙り出すだけ。

ステップ2:✓なしの単語だけを3周する

知らなかった単語だけを、同じ要領で3周。周回のたびに覚えたものに✓を足していくと、対象がどんどん減って加速します。50語がだいたい15分で「一時的には全部言える」状態になります。

ステップ3:寝る前に「思い出しテスト」

ここが本番です。夜、単語の日本語を隠して英語側だけを見て、意味を思い出す。口に出すか、頭の中で言えればOK。書く必要はありません。思い出せなかった単語に印をつけて、そのまま寝ます(記憶は睡眠中に定着します)。

ステップ4:翌朝5分+1週間後にもう一度

翌朝、印のついた単語だけ再テスト。1週間後に範囲全体をもう一度。この復習タイミングの理屈は忘却曲線の記事で詳しく書いています。

「書く」のは最後の最後だけ

書く作業を完全に捨てるわけではありません。スペルを問われる英作文対策と、何周しても覚えられない「宿敵」だけは書く価値があります。つまり書くのは全体の1割以下。腕を動かす時間のほとんどを、目と口の高速反復に振り替えるのがこの方式の核心です。

タイプ別・つまずきポイント

自分の覚え方のクセを知ると、暗記はもっと速くなる
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